<トリミング中に犬に怪我をさせてしまった>

あってはいけないことですが、よくあるトラブルです。トリマーも人間です。ミスを犯してしまうこともあります。もしお客様のワンちゃんに怪我をさせてしまった時、気付かないように止血して分からないよいうにして返した・・などというのは論外。あってはいけない事です。怪我をさせてしまった時は素直にお伝えして誠意をもって謝りましょう。変に隠さず正直に謝ることしかできませんし、その方がお客様も後腐れなく納得してくれる場合が多いです。

その際はもちろんお代はいただかず、トリミング代金を無料にします。動物病院にお世話になった場合は勿論その分もお店で負担し、その後の診療費も負担することになります。なにかちょっとしたお詫びの品を着けても良いかもしれません(その場合は常に同等の物を決めておく必要があります)

<トリミングのスタイルを間違えた、ご希望の形に仕上げられなかった>

こちらも誠実に謝罪するしかありません。
カット料金を20%オフにする、などお店としての対応を決めておきましょう。

何年も続けていれば、小さなミスやトラブルは必ずおこるものです。起こしてしまったミスには誠実に対応し、その傷を最小限に抑えましょう。

<犬を逃がしてしまった>

絶対にあってはならないのですが、それでも時々おこります。犬は野生の本能を持ち続けている動物です。イザという時には普段は見せない信じられない力とスピードを発揮したりします。サロンのドアを2重・3重にしておくのは当然ですが、それでも別のお客様が入って来たタイミングなどで一瞬の隙をつき逃走する子もいます。

もし本当に逃がしてしまったら・・もちろん見えている間はとにかく捕まえることに全力を注ぐしかありません。自分だけで走ってもまず無理ですから近くにいる方に声をかけ協力を頼みましょう。そもそも走って追いかけてはいけないのは基本ですね。捕まえることができずもし見えなくなってしまったら、とにかく探しながら即座にお客様にご連絡、見当たらなくなってしまった場所をお話ししてどこに逃げる可能性があるかのご相談をするべきです。そのまま自宅に戻ってしまう子もいれば好きな場所に行ってしまう子、お散歩コースを一人で回る子、様々ですがとにかく見つけるまであらゆる手段で探し続けるしかありません。本格的に捜索を始める際には警察、保健所への届けをはじめ、動物保護施設への照会等も必要です。

<換気によって出た臭いへの苦情>

換気の臭いについて近隣の苦情も多いものです。
お店の中で消臭機材を使って対策をしっかりすれば、だいぶ違います。
換気扇設置時の位置、向きなどにも気を配りましょう。

<犬の吠え声への苦情>

サロンへの苦情で一番多いのが、犬の鳴き声(騒音)に対する苦情です。
周囲の環境にもよりますが、基本的には防音対策が必要です。防音材を壁や天井に入れることをお勧めします。

<傷がついていた・・とクレームがきた>

お客様から「目や身体に傷がある」というようなクレームがあり身に覚えのない場合、その傷がトリミング中についたかどうかは証明できるものではありません。

お話ししてもご理解いただけない場合は実際にそのお客様と一緒に動物病院に行き、獣医さんに相談するしかなくなります。
先生は普通なら『この傷がトリミング中に傷がついたかは一概には言えません』とおっしゃるでしょう。
その時点で誰が悪いかは証明できませんから、サロン側としては賠償致しかねます、とお断りするしかありません。
クレーマーはどこにでもいるものです。身に覚えのない場合、毅然とした態度で対応することも必要です。

<犬を置いていく・迎えにこない>

飼いきれなくなった犬をトリミングサロンに預け、迎えにこなうというパターンは悲しいかな多いものです。
その為に新規のお客様にはワクチン接種の証明書や、狂犬病の証明証を提示して頂き、正しい住所を確認しておきましょう。
お客様と交わす契約書面には勿論、一定期間迎えがこない場合の対処について文言が記載されているべきです。