<プロのペットシッターになる>
ペットは家庭に大切な「家族」として受け入れられる社会となりました。現在の日本では約3件に1件がペットを飼っている現状です。
メディアでも見ない日がないほど犬や猫が頻繁に登場します。獣医療は発展し、様々な面で目覚ましい巨大産業に発展しました。

このペット業界でプロとして大きく羽ばたくには沢山の知識と経験が必要です。
プロのペットシッターになるにはどうしたらよいのでしょうか。
ペット業界は様変わりし、常に新しいもの・商品が生まれ、ペットの数は増えるばかりです。
ペットは「家族」。ある意味では「家族以上」。心のよりどころになっています。
この業界に参入したいと思われた皆様ですから、犬が好き、猫が好き、動物が好きであるのは当たり前のことですが、「好き」だけでは足りない、プロの意識を一緒に学んで参りましょう。

ペットシッターは鍵をお預かりしての特殊な仕事です。
お客様のプライベートを知り、その大切なご自宅の鍵を預かる。
そして、家族の一員である大切なペットをお預かりする・・
言うまでもなく、シッターは沢山のリスクを背負う事となります。
そのリスクをプラスに考え、信頼と安心を獲得し、自分にしか出来ないペットシッターになるために進んでいきましょう。
デメリットをメリットにかえ、皆で助け合い共有しながらお客様に喜んでいただけるサービスマンになる、良い物を作り上げていこうというのがPACBIZの理念です。
<世界に認められるプロペットシッターを目指す>
四半世紀前のペットシッターは、庭にいる犬にご飯と水をあたえ、散歩に連れていくだけのサービスでした。
最近ではペットシッターとしての仕事は確立し、お散歩代行や、ペット介護サービス、それに伴って家事手伝いなど、様々なサービスがペットシッター業務の一部として成り立っています。留守の間、ペットに寄り添っているだけでいいとの依頼も舞い込んでくる時代です。

ペットの存在は「番犬」から「大切な家族」になり、心の寄りどころとして愛されるようになりました。
お客様はペットの為なら惜しみなく予算をつぎ込み、何よりも長生きしてストレスなく暮らしてほしいと願っています。
まだ地域差はあるものの、現代のペット社会の中で確実にペットシッターという職業は認知され、必要とされ、信頼度は上がっています。
飼育者不在時のペットの世話を考えたときに、ペットホテルに「預ける」から ペットシッターに「お世話してもらう」形に変わりつつある事は確かです。

動物学的にも、ペットホテルに預けられたペット達と、自宅で安心できる環境での過ごすペット達との精神状態とでは大きな違いがあり、ストレスの度合いが違うのは歴然としています。 
いつも同じペットシッターがサポートに来てくれる安心感はペット達にとってもかけがえのないものです。

信頼できるペットシッターがいる事でお客様も出かけやすくなり、自由な自分の時間を確保できる。
お客様にとってもストレスのないペットライフを提供することにつながります。
ペットに優しく、お客様にも優しく。

まだまだ世界のペット文化先進国にはかないませんが、日本のペット業界全体が思いを新たにし、世界に誇れるペットライフ産業を目指していけると良いですね。
<ペットシッターに求められるもの>
・清潔感

ペットシッターは一般的に認知され始めています、職業とする人が増えてきました。
それに伴って当然、よりレベルの高いシッターが求められています。
お客様はご自宅の鍵を託し留守を預けるため、シッターの「その人そのもの」を見ています。
あらゆる意味で、容姿や服装などが気になるのは当然の事です。
端的にいってしまえば、清潔感があって可愛くて(格好良くて)優しかったら最高ですね。
経験があって、ホームページもちゃんとしていて、口コミも良さそうなら花丸でしょう。
自分がお客様の立場でしたら同じ事を思うのではないでしょうか。
つまりそれを目指して行かねばなりません。

全ては不可能でも、確実に自分に出来る事はあります。
突然「美人」には変われなくても、清潔感をもって自分を整える事は出来ます。
制服を毎日洗う事は出来ますし、目に髪の毛がかかっていれば、ピンやゴムで整える事は可能ですね。
ボサボサ頭を月1回、美容院にいき整え、気を配る事も可能です。
印象が良くなるように、お化粧も必要でしょう。笑顔が可愛くなるよう、キレイな色の口紅も必要でしょう。

親しい数人でペットシッターを始めたとしても、制服をつくってロゴを刺繍して(プリントでもワッペンでもいろいろな方法があります)いれば、ちゃんとした会社に見えるものです。
「そう見える」ということは大変重要です。それによってお客様に安心感をもっていただき、そしてシッター自身が自信を持てることに繋がるのです。

清潔感がある、、それはサービス業のプロとして基本の基ですが、これが仕事に大きく左右します。
これを怠る事で仕事を失う事は確実です。
実際のシッター業務はペットを相手にすることがメインで、清潔でも綺麗でなくても関係ないことも多いです。反対にワンちゃんは制服なんて来ていない、他犬の臭いまみれの遊んでくれそうな気さくな格好のお姉さんの方が親しみやすいかもしれません。笑。
しかし、ご依頼を頂かなければ始まらないのです。
お客様から気持ちよくご依頼いただけること、その上で周りから見てもプロのサービスマンに見えること、が求められている時代です。
「今日はお客様と会わないから適当な私服でいいや。」と思っていては、PACの理想とするペットシッターにはなれません。それでは近所のお散歩代行屋さんと変わりがないですし、信頼も安心感も疑わしいからです。

規律を持ち、清潔で時間が正確で親切に対応することのできるペットシッターの集団ができれば、ペットシッターだけにとどまらず、例えばベビーシッター、家事手伝い、買い物代行など、鍵を預り仕事を任される他の業務まで視野にいれることが出来るようになります。
プライベートシッター専門に絞ることもできますし、トリミングサロンやトレーナー、ペットカウンセラー、葬儀セレモニーサービス業まで、一手に担う会社に成長させる事も不可能ではありません。

シッター1人1人が清潔感をもち高い理想をもって行動することが、まだ日本で確立されていないペットシッターの社会的地位の向上に繋がります。

・ペットシッターとしての素質

ペットシッターは「安心と信頼」をまず第一に求められる業務です。
良いペットシッターの素質とは何でしょうか。実は全く難しいことではありません。
「仕事を正確にこなす」という簡単なことです。
しかし、それが出来ないシッターが多いのが現実でもあります。

お客様の鍵をなくしてもダメです、ワンちゃんを怪我させても、猫ちゃんを逃がしてもダメです。
お薬を飲ませ忘れたり、時間通り到着しなくてもNGですね。家の物を壊してもダメです。

ペットシッターの仕事は、お客様に言われた事を忠実にこなすだけの事。それだけなのです。
しかし経験上、これを忠実に正確に何年も続け、5年後にもキチンとシッターとして残られる方は、シッターを目指す方の1割に満たないのです。

実際にプロとしてお客様に忠実でミスなく仕事を続ける事は容易ではありません。人間ですから失敗もあります。
何年もやっていれば寝坊もあるかもしれません。それでも、誠意をもって真心をこめて、普通の日々の業務をこなしていくこと、プロとして当然と思って淡々と望まれた業務を続けていくこと。
ペットシッターに向いている人、、それは当たり前の事を普通に出来る人です。



・ペットシッターとしての覚悟

覚悟というのは少し大げさですが、シッターには絶対的な責任感が必要です。
私たちは鍵をお預かりし、ペット達の命を預かっています。
何かあった時、責任がとれるでしょうか。またその覚悟はあるでしょうか。

犬が逃げてしまった。怪我をさせてしまった。どんなに真面目に真剣に仕事に取り組んでいても予期せぬ事件は起きるものです。
その時即座にお客様に連絡し、素直に包み隠さず報告し「大変申し訳ございません。」と謝ることができるでしょうか。
もし誤って薬を飲ませる子とは違う子に飲ませてしまったら?お客様に報告し、病院に連れて行く対処は迷わず責任もって出来るでしょうか。
お散歩中に大きな犬に襲われたらどうしますか?

いろいろな場面が考えられますが、何かの時に覚悟を決めて行動できるか出来ないかは大きく結果をわけます。
常に様々なシチュエーションを想像して自分に問いかけ、どうするべきかを考えておく事は重要です。