〈毎日の掃除について〉
トリミングサロンで一番注意をしなければならないのが感染症の蔓延です。
毎日閉店後に掃き掃除をし、消毒液を混ぜたもので床を拭き掃除をします(塩素系の洗剤を少量混ぜたものを雑巾で拭く。塩素系の洗剤:ハイターなど)
「洗う」というより「消毒する」行為の方が重要です。
トリミング台は犬が変わる度に都度必ず消毒をします。
〈商品やペット関係の専門用品を販売する〉
かつては個人商店には卸をしてくれない問屋も多かったですが、状況はだいぶ緩和されてきているようです。消耗品からドッグフードなどを卸値で買えるツール・ショップもあります。
ネット販売によるものも増えていますので、独自に探してみるのもよいでしょう。
〈売上の柱を幾つかつくる努力をする〉
オープン当初はトリミングのお客様対応だけで必死になってしまいがちですが、長い目で見ると効率良く売り上げの柱になる業務を幾つか確保するほうが安全です。トリミングサービスのみで売り上げを上げ続けるのは難しく、いつか限界がきます。
そのためにも、できればペットホテルの比重を少しずつ上げていくのが現実的な収益アップに繋がる道といえるでしょう。
経費も削減され利益率も上がりますし、スタッフも多少楽になり長続きするようになります。
理想は「トリミング3割」「ペットホテル7割」です。勿論ペットホテルにはトリミングにはないリスクがあることも頭に入れておかなければなりません。
ケージに入れておくスタイルではなく、ケージレスを希望するお客様が徐々に増えてきているのも事実です。新たなスタイルやサービスに柔軟に対応していくことが何より大切です。