<鍵をなくした>

一番ありそうで、しかし絶対にやってはいけないミスです。
とにかく慎重に鍵を扱いましょう。
長期お預かりしている鍵や、定期的や、週4回など頻繁に伺うお客様がいらっしゃったときは扱いが粗雑になりがちです。
解決策
・鍵を大きなキーホルダーにつける
・首からぶら下げるタイプのキーフォルダーを使う
・落とした時に分かるように鈴をつける など
シッターに行く時の決まったバックを一つ作り、そこにチェーンで繋いで置くなども良いでしょう。
もし本当になくしてしまったら・・よく探した上で見つからないことが確定した時点でお客様にすぐご連絡し謝罪しましょう。シッターに行く前ならば急いで対策が必要です。誠意をもって謝り出来る限りの対応をとらねればなりません。最終的には鍵をなくした場合は玄関鍵の全交換を行うこともあります。

<犬を逃がしてしまった>

このトラブルも頻繁はないですし、あってはならないのですが、、、それでも時々おこります。
犬は野生の本能を持ち続けている動物です。イザという時には普段は見せない信じられない力とスピードを発揮したりします。お散歩中に急に現れた車やクラクションの音、犬の鳴き声に驚いて突然勢いよく走り出す・・などということも起こります。どんなに大人しい良い子でもリードはしっかりと手首に巻き絶対に離さないように気を引き締めて持ちましょう。いつも穏やかな犬でも何かあると信じられない力を発揮しますので注意は必要です。
扱いに自身のない方は、基本トレーニングの研修を受けていただくと良いと思います。難しいトレーニングはできなくても、基本の犬の扱い方をプロのトレーナーから学ぶだけで大分余裕がでてくるものです。
リードの持ち方、犬の歩かせ方、扱い方、犬の動きの予測、そしてもし逃げられたら時の対処方法など、常に考え注意深く散歩に連れて行く事が重要です。
もし本当に逃がしてしまったら・・もちろん見えている間はとにかく捕まえることに全力を注ぐしかありません。自分だけで走ってもまず無理ですから近くにいる方に声をかけ協力を頼みましょう。そもそも走って追いかけてはいけないのは基本ですね。
捕まえることができずもし見えなくなってしまったら、とにかく探しながら即座にお客様にご連絡、逃がしてしまった場所をお話ししてどこに逃げる可能性があるかのご相談をするべきです。そのまま自宅に戻ってしまう子もいれば好きな場所に行ってしまう子、お散歩コースを一人で回る子、様々ですがとにかく見つけるまであらゆる手段で探し続けるしかありません。

<お客様が日程通りに帰ってこない(帰って来れない)>

打ち合わせときに注意しておかなければならないのが、お客様の行き先が海外なのか国内なのかをお聞きすることです。国内でも離島でしたら注意が必要です。
なんらかの事情で帰りの飛行機が飛ばず、お客様が予定通りに帰って来れないケースが多々あるからです。
帰って来れない事でサポートを延ばしてくださいとの連絡が入る事があるのです。
もしも鍵をお部屋のポストなどに返却してしまっていたら、対応ができない事態になってしまいます。
予定通りに戻ってこられない可能性がある場合は鍵の返却はご帰宅の確認がとれてからの郵送や、手渡しなどにした方がよいでしょう。
もし本当に帰ってこられなかったら・・お電話やメールで延長のご依頼があった場合は確認を取った上でご帰宅されるまでのお世話をしましょう。
もしも連絡がとれなかったら・・例えばパリに出張されているお客様がいて、パリでテロがあり連絡もなかったら・・お電話やメールなどでお戻りになっているか確認をしても全く連絡が取れなかった場合、まずはワンちゃん猫ちゃんの安全と健康が第一ですからシッターの判断で予定外でもお世話に行くことはありではないでしょうか。(最悪その料金を取りはぐれることになったとしてもです・・これは個々の信念にかかわる部分でもありますので強制はできませんが)
やはり対策としては最大限のお世話を提供するために・・どこに行かれているかは失礼のない範囲で確認することが大切と言えますね。

<お散歩中に他の犬とのトラブル>

お散歩中の他の犬との接触事故はよくあるトラブルです。
お散歩中の他の犬ちゃんとの挨拶は犬にとっても楽しみの一つです。そしてシッターもサービスの宣伝には必要かもしれません。
ただし犬同士で挨拶をしていて、仲良くしているなと思っても、突然、吠えだしたり、豹変する犬もいます。
噛み付かれた、セーブが効かずトラブルになったというだけでも、制服を着ているシッターは目立ちすぎますし、噂も立ちます。どんなに気をつけても事故を回避するのは難しいものですので、基本的には他の犬ちゃんに会った時はなるべく接触させないようにするのが無難です。
対策
・打ち合わせのときにこのワンちゃんはお友達ですと教えてもらった犬ちゃん以外には接触させない。
しかし、それによって周りの人に「このシッターさんは冷たいな~。愛想ないなー。」と思われてしまっては悪印象です。「こんにちわ~」と挨拶をするだけでサラっと気持ちよく回避しましょう。

<仕事をえらぶ>

お客様の鍵をお預かりして、ご要望をお聞きして、どのようにして信頼していただけるかが大切です・・と真摯に前向きにばかり考えがちですが、シッターの方にもリスクはあります。お客様をどこまで信じればいいのか。。。という部分です。
シッターは動物取扱業登録によって、住所も名前も公表されています。そしてホームページに顔写真をのせ、飼っている犬、更にはSNSやツイッターなどで仕事内容は勿論、私生活の断片まで公表してしまっています。これを悪用されることもないとはいえません。
・男性からのご依頼の場合、基本的に打ち合わせに一人では伺わないこと。
また何かあった時の保険金のことなどを最初から細かく聞いてくるなど「ん?」と思ったお客様のご依頼を無理にお受けすることはありません。言葉は悪いですが、数千円の仕事でトラブルに巻き込まれ一生を棒に振る事は避けたいですね。
電話で少しおかしいなと違和感を感じたら、お断りしたり、他の男性のトレーナーさんに仕事を振ったりすることを考えましょう。
お断りする際も、やんわりとまずは保留にしておいて「どうしてもその日程では受けられない」などの理由がよいかもしれませんね。

<災害があったら(地震)>

災害、、、大きなものですと1995年の阪神淡路大震災、2011年に東日本大震災、2016年熊本地震。
これくらいの災害になると、シッターも仕事どころではなくなるのが実情です。
交通機関も機能しない状況でシッター自身の安全もままならないという状況も考えられます。
その現状下でどこまでプロ意識をもって行動できるのか。。。
お客様のお宅が近所で歩いていけるのであれば様子を見に行ったり、お客様が帰宅できない状況ならばシッター自身の家までワンちゃんを連れて帰ってくるなど、出来る範囲の事を行うしかありません。
ただし自分が怪我をしたり、家が崩壊、家族が行方不明などという時、他人様のペットをお世話するなんて出来なくなることがあり得ます。
サポートに行けない状況に陥った時の事を想定し、事前に伝えておかなければならない事といえます。