・地域性について

ペットホテルは全国的に認知度も高く各地に既存の店舗があるものです。住宅街、巨大ショッピングモールがある、ペットショップやトリミングサロンが近くにある・・そういう場所はペットを飼われている方が多いと考えることができます。その範囲内の集客を想定して始められるのもありでしょう。また逆に犬を飼っている方は多いのにホテルはない・・という場所をリサーチできたならそこでの集客を想定し始めるのもありでしょう。
営業地域によって、求められるスタイルやサービス、価格帯も違ってくるはずです。

・料金設定について

料金についてはご自身の営業形態や営業地域により、よく検討が必要です。まずは営業地域における直接競合(既に営業しているペットホテルや動物病院のホテルなど)や間接競合(ペットシッターやお散歩代行)の料金体系を調べ、地域の標準価格を知りましょう。その上で、それより高く設定するならば、より高いサービス内容を検討すべきですし安くするなら、それでも「安かろう悪かろう」と言われない良いサービス内容を検討すべきです。PACとして「信頼と安心・質の高いペットホテル」を目指して頂きたいという観点からあまりの「安売り」はおすすめ致しません。

料金については特にオープン当初は変更したい気持ちになるものです。例えばオープンして2~3週間まったく問い合わせがなかったら・・・散々考えて決めたお値段のハズなのに「やっぱり高すぎたかな~500円下げてみようかな」なんて弱気になってしまうのが人情というものです(それでもビクともしない位の意思をお持ちいただきたいものですが)。そんな時のためにお勧めしたいのは、少なくとも最初のうちは詳細の料金はあまり色々な所に記載しないことです。チラシや名刺やホームページ以外の口コミサイトやFacebookの記事、ブログなど、色々な所にサービス料金を細かく記載してしまうと、後で変更をする際に大変な手間になります(最悪変更ができなくなってしまいます)。ご自身のホームページの料金表示の所にのみ詳細料金の一覧を記入し、他の販促物などには「ワンちゃん1泊2500円より」などのように幅をもたせた書き方にとどめておき、全てに「詳細はホームページをご覧ください」としておくのが無難でしょう。その上で変更や詳細はすべてホームページ上に記載しておきましょう。こうすることでお客様がまずホームページをご覧になってくださるキッカケも作ることができます。(その後のためにもヨリ良い素敵なホームページを用意しておくことは言うまでもありません)

・送迎

送迎サービスをするかしないかも検討の余地があります。
最初のうちはどんなに遠いお客様でも走って行ってお預かりしたくなるものですが、実際に顧客が増え始めると「遠方のお客様」はかなり大変です。
お客様のお宅に行くのに往復2時間3時間かかっては業務としてはまったく割に合いません。
また送迎時には留守になってしまいますから必ずもう1名、見守りのスタッフが必要となってしまいます。
ご自分の営業スタイルに合わせて検討しましょう。
運転に自信のない方は無理をするのはやめましょう、お客様の大切なワンちゃんに責任もありますし、ご自身の安全も大切です(笑)。

・決まった駅や空港などへの送迎

空港や新幹線の駅、観光地などが近隣にある場合、空港でワンちゃんをお預かりしてお客様はそのままお出かけになり、お帰り時にまた空港でワンちゃんをお引き渡しする、というサービスが可能です。あらかじめ決まった場所でのお引受けとお引渡しが可能ですのでお客様個人宅への送迎より大分送迎の負担も減ります。
お客様も遊びに行くギリギリまで愛犬と一緒にいることができますので満足いただけるサービスと言えます。
ただしこのスタイルの場合、新幹線や飛行機の時間が決まっていることがほとんどですので、当然ながら絶対に時間厳守でお迎えをすることが必要です。