<お散歩中に他の犬とのトラブル>
老犬でも、少し介助をしながらやカートに乗せてのお散歩をご依頼されることはあるものです。
その為、打ち合せ時にお散歩のご依頼を受けた際には、必ず1度お客様と同伴して一緒にお散歩に行ってみることが重要です。
補助帯の付け方・介助の力加減・持ち上げるタイミング・カートに載せる時の抱きかかえ方・リードを着けるときに気を付けることなど、1度一緒にしてみないと分からないことが多いものです。
カートに乗せてのお散歩でお客様が必要ないと仰っても、もしペット介護士1人でお散歩に出かけるときには必ずリードを着けましょう(その旨お客様にもご了承いただきましょう)

お散歩中の他の犬との接触事故はよくあるトラブルです。
補助帯をつけてゆっくり歩いている老犬ですから、大体の愛犬家はそっとしておいてくれるものですが、世の中には色々な方がいます。
あまり元気過ぎるワンちゃん(とその飼い主さん)が近づいて来て介助散歩中のワンちゃんに触れてきそうになったら、ご遠慮いただきましょう。「ちょっと今元気がないので・・ごめんなさいね」「ちょっと気が立っている様なので・・すみません」など。

実際にどんなに元々良い子のワンちゃんでも、身体が多少不自由になり痛いところがあったりすると、何かの拍子でウーッと攻撃的になることもあります。
基本的には他のワンちゃんに会った時はなるべく接触させないようにするのが無難です。対策・打ち合わせのときに「このワンちゃんはお友達です」と教えてもらった犬ちゃん以外には接触させないようにしましょう。
そして周りの人には「冷たいな~。愛想ないなぁ」と思われないよう、「こんにちは〜」と笑顔で挨拶をしてサラっと気持ちよく回避しましょう。