<仕事をえらぶ>
お客様のご自宅にお邪魔し、ご要望をお聞きし、お手伝いし、信頼していただくことが大切ですーーーと真摯に前向きにばかり考えがちですが、ペット介護士の方にもリスクはあります。
お客様をどこまで信じればいいのか…という部分です。
特にペット介護士の場合はお客様が在宅のところにお邪魔してお手伝いをする立場、どのようなご家庭なのかにも少し気を配る必要があります。
ペット介護士は動物取扱業登録によって住所も名前も公表されています。
そしてホームページに顔写真を載せ、飼っている犬、更にはSNSやX(旧Twitter)などで仕事内容は勿論、私生活の断片まで公表してしまっています。これを悪用されることもないとはいえません。

・男性からのご依頼の場合、基本的に打ち合わせに一人では伺わないこと。
・サービスに伺う際も、どなたが在宅してくださっているかを常に確認すること。

もしも「今日はお父さんがいるので…」と言われたからといって「それでは困ります」と言えるものではナカナカありませんが、それまでにお客様のお人柄もある程度は分かっていることでしょうし、最低限の気遣いだけは忘れないようにしましょう。
ちょっと不安だったり心配だったりしたら「今日は研修生(お手伝い)を連れてきました」と友人を同伴させるなりしてご自分の身を守ってください。

また何かあった時の保険金のことなどを最初から細かく聞いてくるなど「ん?」と思ったお客様のご依頼を無理にお受けする必要はありません。
言葉は悪いですが、数千円の仕事でトラブルに巻き込まれ一生を棒に振る事は避けたいですね。電話で少し「おかしいな?」と違和感を感じたら、お断りしたり、他の業者さんに仕事を振ったりすることを考えましょう。

お断りする際も、やんわりとまずは保留にしておいて「どうしてもその日程では受けられない」などの理由がよいかもしれませんね。