<夜鳴き>
夜鳴きは犬が昼夜を逆に認識していることが原因で起こる場合が多いです。

一般に高齢になると、昼間の時間帯に寝ている時間が長くなります。昼夜が逆転している場合には、昼間は散歩など適度な運動を促し、日光浴をさせて体内時間を正常に戻させる工夫をするのが効果的です。
部屋の明るさの調節でも、昼と夜を明確にして過去の正しい生活のリズムを取り戻せるように努めましょう。飼育環境によっては孤独や不安が原因で夜鳴きをすることも考えられます。

屋外で飼育している場合には、夜間は玄関内に入れるなどの対策で夜鳴きが止まる例も多いです。
室内での飼育の場合にも、飼い主の気配がする場所で寝かせてあげることが解決策になることもあります。

あらゆる対策によっても状況が改善しない場合には、獣医師に相談して睡眠薬を処方してもらうことも可能です。