〈犬を逃がしてしまった〉
絶対にあってはならないのですが、それでも時々起こります。
犬は野生の本能を持ち続けている動物です。
いざという時には普段は見せない信じられない力とスピードを発揮したりします。

トレーニング中に急に現れた車やクラクションの音、犬の鳴き声に驚いて突然勢いよく走り出す…などということも起こります。いつも穏やかな犬でも何かあると信じられない力を発揮しますので注意は必要です。

もし本当に逃がしてしまったら…もちろん見えている間はとにかく捕まえることに全力を注ぐしかありません。自分だけで走ってもまず無理ですから、近くにいる方に声をかけ協力を頼みましょう。
捕まえることができずもし見えなくなってしまったら、とにかく探しながら即座にお客様にご連絡し、逃がしてしまった場所をお話ししてどこに逃げる可能性があるかのご相談をするべきです。
本格的に捜索を始める際には警察、保健所への届けをはじめ、動物保護施設への照会等も必要です。