<ドッグトレーナーとしての覚悟>
ひとことでドッグトレーナーを目指すといっても、目指すもの・理想はそれぞれ違うものです。そんな中でも冷静に、自分が何のためにドッグトレーナーになるのかを見誤らないようにしましょう。

特にドッグトレーナーを目指す方には、現在のペット社会の色々な問題を憂いていたり、何かを変えたいと強い目的意識をもっていたり、里親活動や保護活動をしていたり…と「意識の高い」方が傾向として多いものですが、時々その理想の高さが逆効果を生むことがあります。
「意識の高い」トレーナーほど「意識の低い」愛犬家に対してついつい「許せない思い」になってしまうことが多いのです。
ある意味では仕方ないのですが、そういう「意識の低い」愛犬家と地道に付き合い、少しずつでも変わっていってもらう手助けをしない限り何も変えることはできません。

『どんなお客様に出会ったとしても、投げ出さない』

『例えそのお客様のことは愛せなくても、そのワンちゃんのために気長に頑張る』

そんな覚悟が必要です。