料金設定について
サービス料金についてもご自身の営業形態や営業地域により、よく検討が必要です。
まずは営業地域における直接競合(既に営業している介護サービスがあれば)と、間接競合(動物病院のホテルや老犬老猫でも対応しているペットシッターなど)の料金体系を調べ、地域の標準価格を知りましょう。
その上でそれより高く設定するならば、より高いサービス内容を検討し認知してもらう努力をすべきですし、安くするならそれでも「安かろう悪かろう」と言われない良いサービス内容を検討すべきです。
(PACとして「信頼と安心・質の高いペット介護士」を目指していただきたいという観点から、あまりの「安売り」はお勧めしていません)

料金については特にオープン当初は変更したい気持ちになるものです。
例えば、オープンして2~3週間まったく問い合わせがなかったら…散々考えて決めたお値段のはずなのに「やっぱり高すぎたかな~500円下げてみようかな」なんて弱気になってしまうのが人情というものです(それでもビクともしないくらいの意思をお持ちいただきたいものですが)


そんなときのためにお勧めしたいのは、少なくとも最初のうちは詳細の料金はあまり色々な所に記載しないことです。
チラシや名刺やホームページ以外の口コミサイトやFacebookの記事、ブログなど、色々な所にサービス料金を細かく記載してしまうと、後で変更をする際に大変な手間になります(最悪変更ができなくなってしまいます)。

ご自身のホームページの料金表示の所にのみ詳細料金の一覧を記入し、他の販促物などには「老猫介護介助 2,000円より」「シニアのワンちゃんお散歩介助3,000円より」などのように幅をもたせた書き方に留めておき、全てに「詳細はホームページをご覧ください」としておくのが無難でしょう。
その上で変更や詳細はすべてホームページ上に記載しておきましょう。

こうすることでお客様がまずホームページをご覧になってくださるキッカケも作ることができます。(その後のためにもより良い素敵なホームページを用意しておくことはいうまでもありません)