<地域性と社会的認知度>
ペット介護サービスはペットシッター以上にまだまだ全国的に少なく、まだまだ一部の都市型ビジネスと考えられているのが現状です。地方にも介護サービスを専門に営む方が出てきていらっしゃいますが、社会的認知は非常に薄いといって良いでしょう。

ただ、まだ認知の低い地域でも今後介護サービス業を始めるのであれば需要は増えてくるでしょう。
ペットショップやトリミングサロン・ペットシッターなどが同じエリア内にあるのであれば、ペットを飼われている方は多いと考えることができます。その範囲内のペット達の「老後」を見越し、サービスを展開することは可能です。ご自身の想定する営業地域によって、求められるサービスや対象となる犬種・客層が大きく変わってきますので、念入りなリサーチが必要です。
出来ればシッター業と平行し、いずれ可能ならお年寄りのケアや買い物、家事手伝いを盛り込むなど、様々なサービス拡大も視野に入れると良いですね。介護サービス一本で行いたい場合は、何よりも「地域での認知度を上げる努力」をすべきです。

トリミングサービスやショップの様に「必要を感じたお客様が自分で探して来てくれる」ことはまだなかなか期待出来ない業態ですので、まずは地域の方々に「あそこであんなサービスをやっているのね」と知っていただくことから全てが始まるといっても過言ではありません。