しつけはドッグライフの基本です。犬を飼う事は犬と暮らす事であり、犬への教育の仕方は犬を飼育する人間には必須の知識と言えます。しかし残念ながら日本の愛犬家の多くが「とりあえず」犬の飼育を始めてしまうため、しつけを充分に受ける事ができないまま社会に溶け込めずにいる犬が多いのが悲しい現状です。「日本の犬はバカだ」とよく言われますが、ダメなのは犬ではなく、ダメな犬にしてしまう飼い主の方なのです。
「正しい」犬のしつけ方を社会に広める事は、これからのペット共生社会において非常に大切な活動です。
PACはこれから初めて犬をお飼いになる方への飼育のアドバイスから、子犬を飼い始めた方へのしつけの基本アドバイス、問題行動の対応まで丁寧に指導しています。正しいしつけの知識をもった愛犬家の育成にも幅広く取り組んでいます。
PACのトレーニングスタッフはそれぞれのもつホームページからのしつけ相談やパピートレーニングをこなす傍ら、全国の愛犬家からPACに寄せられるしつけ相談や問題行動相談にも応じます。
欧米の水準を目指し急激な進化を遂げて来た日本のペット文化ですが、唯一信じがたいレベルで遅れているのが「トレーニング・しつけ」の分野です。「子犬を飼う」ことが「子犬を教育する」こととまだイコールとされていないのは、世界の先進国では日本だけです。
提唱していかなければならないのは、シェパードに障害物を飛ばせるような時代錯誤な「訓練」ではなく、現実的に社会で必要とされるいわゆる「家庭犬トレーニング」です。「家庭犬トレーニング」の最終的な目的はただ1つ、犬が人間に迷惑をかけず、社会に適応できる様にすることです。
我が国における「家庭犬トレーニング」の普及活動を一緒に考えて行きませんか? |